2005年7月11日
*世界の食卓から(第50回):食卓から?

・おかげさまで
 
なんと「世界の食卓から」が第50回を迎えた。そんなにもネタがよくあったものだなあと、感心する。今回は50回記念として「食卓から」ではない話題にしようと思う。

・食べる、といえば

 「食べる」といば「出す」(?)。今まで旅してきた国では、当然トイレにも行った。今思えば、全ての国のトイレを写真に収めてくればよかった。残念ながら写真では紹介できないが、お話したい。

・サントリーニ島の空港のみ?
 ヨーロッパ旅行で最初に着いたのは、ギリシャ、サントリーニ島の空港。最初のビックリはここのトイレだった。日本の便座の座る部分がない状態のものだった。「座る部分がない」とはどういうことかというと、蓋と、便器の間の一枚である。男性が小用を足す時に上に上げる部分の事だ。座る部分がないので腰かけても便器の中に落ちそうになるので、腕で支えながら用を足す。難しかった。

・王様御使用?

 ベルギー王朝のトイレは便座が四角だった。端は丸くしてあったが、四角い便座をみたのは初めてだった。特に座りにくくもなかったし、よく考えれば、なにも、あの、卵形である必要はないのではないか、と思う。

回転便座
 チェコの小さな村に行った時の事、昼食をとるためにバーのような所に入った。特に変ったところもなく普通のお店だったのだが、トイレに入ってビックリ。トイレのドアを開けると自動的に照明がつき、個室のドアを開けると、自動的に便座の蓋が上がった。それだけなら、まだ驚かないのだが、便座から立ち上がると、水が流れると同時になんと、便座が回転した。便座にビニールが巻いてあり、立ち上がると、そのビニールが回転する、というのは見たことがあったが、便座ごと回転するのは初めてだった。どうも、便座の根元(?)辺りで便座を拭けるようになっているらしい。一回転して止まった。今までで一番ビックリしたトイレだった。

 次回も引き続き、「お手洗い」特集でございます。お楽しみに。